身は高野、心は東寺に納めおく

また南海電車に乗っています。今年は二度目です。

本当なら町石道の続きを歩きたいところですが、雪などで道が悪くなってたり・・・っと考えてしまったので、今回は真っ先にお大師さまの元へ参りました。

高野山・奥之院

https://www.koyasan.or.jp/meguru/sights.html#okunoin

奥之院までの道は、さまざまな歴史に思いを馳せる空間です。

毎回ドキッとする墓所が違うので、なんだか演出されて見せられているかのようです。

いつか私もこんなふうに小さな石でもいいので、お大師さまのおそばで・・・

御廟を参拝した後、何やら人が集まっていたのでなんだろうと思っていたらお大師さまのお食事の時間「生身供(しょうじんぐ)」でした。

私が御廟の前に行くと空が晴れ渡り「ようきたね」とお優しくお迎えしてくれて、退出したらお食事を取る・・・っていつも見守られてる「同行二人」の感覚はここ高野山でもはっきり視覚的にわかるくらいあからさまです。

実際にそんな現場に立ち会ったことのある(信者ではない)友人もいて、かなりびっくりされます。

ほんと、いつもお大師さま一緒なんだ見ていてくれてるんだって思います。

高野山霊宝館

今ちょうどNHKオンデマンドで平清盛が血曼荼羅を書いているところを見ていたので、霊宝館にも立ち寄りました。そしたら最近見つかった北条氏ゆかりの絵巻物が展示されていました。来年の大河ドラマは鎌倉殿ですもんね。

https://www.koyasan.or.jp/meguru/sights.html#reihokan

なんばに帰る

はい、なんばに帰ってきました。

久しぶりに友人と飲むためです。全力で絞りましたw

東寺(教王護国寺)

https://toji.or.jp

東寺さんの五重塔を見るとああ京都だなって思いますよね。

観智院(東寺塔頭)

https://toji.or.jp/guide/kanchiin/

東寺さんにくると必ず観智院の愛染さんにお参りするんです。え、ご本尊の五大虚空蔵菩薩じゃないの?ってもちろんご本尊さまには敬意をはらっていますよ。仏像美術としても素晴らしいですし。

でも私の本命はこれ。

なんだかほっこりと優しいけどしっかり真実をついてくる愛染さんのおみくじ。今回も元気をもらいました。

こうして今年最後にお大師さまの心身に逢いに行きました。